タバコ・お酒と勃起・精力の関連について

 

タバコ・お酒と勃起・精力の関連について

 

精力とは「精力的な人」や「精力的に働く」という言葉があるように、性的な意味ではなく、広く一般的に使用される言葉です。厳密には精神や肉体に関わる活動力の源であり、仕事や性行為に対する意欲的な原動力にもなります。活動力は人において重要なものですが、加齢によって肉体が徐々に衰えることで、疲労が溜まりやすく若い頃のように活発に働くことが困難になります。

 

こうした原因は細胞が老化することにありますが、それを抑えて活発化させるには、血液から十分な酸素と栄養を送る必要があります。しかし、年齢を重ねるごとに血管年齢は衰え、血液が凝固したり、血管が細くなることで血液の循環が上手くいかなくなります。こうなると血行不良の原因となり、男性器が勃起するために必要な血液量が十分に海綿体に流れず、勃起不全を引き起こす可能性があります。勃起不全はストレスやトラウマといった精神的な原因もありますが、海綿体に血液が流れずに勃起できないという器質性の原因も存在します。

 

特に日常的に喫煙している人は、タバコに含まれるニコチンが興奮や緊張を司るドパミンを分泌させるため、体が過度の緊張状態に陥り、血管が収縮されることで血液の流れが悪くなります。結果的に血行不良の原因となるため、性機能に影響を与え、加えて精力さえ衰えるようになります。また、お酒は適量であればストレスを抑え込み本能的な部分が優位になることで緊張を解く効果がありますが、過度の飲酒は中枢神経をマヒさせることで本能さえ抑えこみ、性的な刺激や興奮を受けても反応しなくなります。適量を超えたアルコールの摂取は勃起を抑制する原因となり、同時に肝臓に負担をかけることで肝機能が衰え、肝臓から分泌される男性ホルモンが減少して性欲が衰えるという事態にもなります。これらは全て生活習慣に根付いたものであり、体の健康状態が維持できていれば問題になるものではありませんが、偏った食事や不規則な生活をすると勃起不全や生活習慣病のリスクが高まるので、回避するためにもタバコやお酒の量を抑えるといった改善をしていきましょう。