精力剤にはアルギニンが含まれています。

 

精力剤に入っていることの多いアルギニンの解説

 

アミノ酸の一種で、各種の栄養ドリンクにも配合されているため、パッケージやCMで見たことがある人も多いでしょう。アミノ酸は体内で生成できるものと生成できないものがありますが、アルギニンは体内で生成されるけれど消費が生成量を上回ることが多く不足しがちになってしまいます。アルギニンの効果には血流改善、血管の拡張、抗酸化作用、免疫力向上などの効果があります。精力剤に配合されているアルギニンは、これらの効果の中の血管の拡張作用に着目して配合されています。

 

アルギニンは体内に吸収されると一酸化窒素を合成するのですが、一酸化窒素の働きは血管を拡張させることにあります。血管が拡張すれば海綿体に流れ込む血液の量も多くなるため、勃起不全の改善効果が期待できます。さらに一酸化窒素は環状グアノシン一リン酸の働きを活性化させます。環状グアノシン一リン酸は海綿体の筋肉を弛緩させ、それによって血管に入り込む血液の量を増やすことができるので陰茎内の圧力が上がり勃起しやすくなります。これらの作用により、精力の増強や勃起力の向上が見られるのです。

 

他にも、アルギニンは精子を作るときにも活躍します。アルギニンには精子の質をあげたり、運動率をあげる効果や、精液の量を増やす効果があると言われています。不妊に悩むカップルの約3割が男性側に原因があると言われており、勃起力の不足や健康な精子が作られていないことが原因となっています。その改善のためにもアルギニンが効果を発揮してくれます。

 

体内で生成されているアミノ酸のため副作用はないと言われていますが、精力増強のために過剰に摂取しすぎると吐き気や下痢などの胃腸への障害が起こってしまう可能性があります。また、1日に40g以上の摂取を行った場合、肝臓や腎臓の機能低下を引き起こしてしまい命に関わってしまうこともあります。摂取量を守って利用するようにしましょう。